- 2020年12月19日
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小説『八朔の雪 みをつくし料理帖』のあらすじ&感想【料理・人情・あたたかな涙】
涙で潤んだまま本を閉じ、あたたかな余韻に浸ってしまう。 そんな読後感でした。 涙で文字が滲んでしまうことが何度もありました。 主人公をとりまく人々の優しさに心がじんと温かくなり、一緒に主人公を見守り一緒に涙してしまうのが小説『八朔の月 みをつくし料理帖』です。 作者は高田郁さんで、2009年5月に第 […]
涙で潤んだまま本を閉じ、あたたかな余韻に浸ってしまう。 そんな読後感でした。 涙で文字が滲んでしまうことが何度もありました。 主人公をとりまく人々の優しさに心がじんと温かくなり、一緒に主人公を見守り一緒に涙してしまうのが小説『八朔の月 みをつくし料理帖』です。 作者は高田郁さんで、2009年5月に第 […]
紀州雑賀(サイカ)という聞き慣れない土地に住む地侍集団。 日本一と謡われた鉄砲の数と腕を武器に、各地の大名に金で雇われた「戦国一の傭兵集団」、その親玉が本作の主人公・雑賀さいか孫市まごいちです。 織田信長、豊臣秀吉という天下人に真正面から抗った傭兵集団の頭目とは如何なる人物なのか、歴史好きならずとも […]
ハードボイルド小説の大家、北方謙三が手掛け人気を博した通称「北方太平記」シリーズの一作、『破軍の星』は南朝方の若き天才・北畠顕家の一生を描きます。 「太平記」で知られる南北朝時代。足利尊氏や楠木正成といった著名な武将は居るものの、どうもイマイチとっつきにくい時代という印象がある事は確かですね。 この […]
壬申の乱。壇ノ浦の合戦。桶狭間。 数多ある日本の合戦のなかでも、その壮大さに置いて正しく「天下分け目」と言っても良いのが「関ヶ原の合戦」でしょう。 日本中の全ての大名が参加したと言っても過言では無く、間違いなく日本の歴史のターニングポイントの一つとなった関ヶ原。 その関ヶ原に挑んだ各地の武将達の思惑 […]
日本を代表する小説家、司馬遼太郎氏。 彼が書いた小説ランキングで必ずと言っていいほど上位にランキングされる不朽の名作、『竜馬がゆく』が今回ご紹介する小説です。 本作を読んだ小説好きで「つまらない」という感想を述べた人間を、私は1人も知りません。 本作が世に出るまで、「無名」と言ってもよかった1人の青 […]
「忍の浮き城」の異名を持つ、関東七名城の一つ、武州・忍城。 今の埼玉県行田市に存在した城です。 この城を舞台にした「忍城の戦い」をテーマにした小説が『のぼうの城』です。 以前にご紹介した『忍びの国』の作者、和田竜氏の小説デビュー作です。 天下統一を目前にした豊臣秀吉軍2万。これに対抗する忍城軍はわず […]
始めにお断りしておきます。 『壬生義士伝』 この小説は決して電車の中で読まないで下さい。 人の目の有るところでは読まないで下さい。 号泣します。 涙と鼻水が止まらなくなります。 『鉄道員(ぽっぽや)』で日本中を感涙の渦に巻き込んだ「泣かせ屋」浅田次郎氏の初の時代小説にして渾身の一冊。 様々な語り部に […]
今回ご紹介する小説は『燃えよ剣』です。 あらすじと感想を交えつつ、その魅力をお伝えしていければと思います! かつては栗塚旭さん、役所広司さん等の名優が演じ、今年(2020年10月6日現在公開日未定)は岡田准一さんが演じる幕末イチの伊達男。 武州多摩が生んだ無類の喧嘩師にして、新撰組「鬼の副長」こと土 […]
今回ご紹介するのは司馬遼太郎氏による不朽の名作『坂の上の雲』です。 「まことに小さな国が、開化期を迎えようとしている」 極東の小さな島国で産声をあげた日本という国家が、列強に学びながら日清・日露という二つの大戦を乗り越えて成長していく明治という時代。 産経新聞夕刊に1968年4月から1972年8月ま […]
痛快無比、奇想天外、破天荒。 この時代小説を表すならそんな言葉がぴったり来ます。 時は戦国、場所は「虎狼の国」と呼ばれた隠し国・伊賀。 この伊賀の国で起きた天正伊賀の乱を時にシリアスに、時にコミカルなタッチで描きます。 作者はあの「のぼうの城」で一躍ヒットメーカーとなった和田竜氏。 嵐のリーダー・大 […]