『寄宿学校のジュリエット』のあらすじ&感想【魅力的過ぎるヒロインたち】

日常のふとした瞬間、皆さんはこう思うときはありませんか?
「恋愛漫画、読みたいなぁ……」

今回ご紹介する漫画は、週刊少年マガジンの作品。
金田陽介『寄宿学校のジュリエット』です。

「可愛いヒロインが出る作品が読みたい!」
「思わずニヤニヤしてしまうラブストーリーが読みたい!」
「恋愛要素もギャグ要素も、一度に味わいたい!」

新しい漫画を探していてそんな気分になったなら、ぜひ一度は手に取ってみてほしい、
いわば隠れた良作!
このページでは、そんな『寄宿学校のジュリエット』のあらすじと感想をお届けします。

ブログ運営者より:
この記事の本文は読書家ライター・Ima_Meguruさんに書いて頂きました!

『寄宿学校のジュリエット』のあらすじ

「寄宿学校のジュリエット』あらすじ①:敵対する「黒犬」と「白猫」

物語の舞台は名門寄宿学校「ダリア学園」。
膨大な敷地と生徒数を誇るその学校には、敵対関係にある「東和国」と「ウェスト公国」の生徒たちが通い、2つの寮で学園生活を送っています。

東和国の「黒犬の寮(ブラックドギーハウス)」。
ウェスト公国の「白猫の寮(ホワイトキャッツハウス)」。

敵対する二つの寮の中心的存在である、「犬塚露壬雄(いぬづか ろみお)」と「ジュリエット・ペルシア」。
事あるごとに、二人は、いがみ合っている……はずなのですが。

犬塚にとってペルシアは、ずっと想いを寄せる片想いの相手なのでした。
想いを伝えたい。でも、もし失敗したら学園から追放。
そんなもどかしい日々を過ごしていました。

「寄宿学校のジュリエット』あらすじ②:「敵対」から「恋仲」へ

ある日、黒犬の生徒によってペルシアが奇襲を受ける所に遭遇した犬塚は襲い掛かるふりをして助けに入ります。
ところが、助け出されたペルシアは、なぜか悔しそうな表情で涙を流し、その場を立ち去ります。

完全に嫌われてしまったと、落ち込む犬塚。

しかしその日の夜、ペルシアは犬塚を呼び出し、決闘を申し込みます。
そして自分を助けた理由を問います。

「助け出した理由が単なる同情だとしたら、それは私にとって襲われるのと同じくらい辛い」

男しか家督を継ぐことができない、貴族の家柄のペルシアは、それを覆すために、誰より強く、誰より気高くあろうとしていました。

そんな真っすぐな姿こそ、自分が惹かれた姿だと確認した犬塚は、自らも本気の想いをぶつけることを決心します。

本気の一撃を剣に込め、そして犬塚は叫びます。

「好きだ!付き合ってくれ!」

思わぬ告白に顔を真っ赤にして唖然とするペルシア。
そして犬塚はペルシアに告げます。

「お前と一緒にいられるなら、こんな世界変えてやる!」と。

好きな人と一緒にいるために。
貴族のしきたりを打ち破り、家を守るために。

奇しくも「世界を変える」という点で想いが一致した二人。
犬塚の言葉に心を動かされ、告白を受け入れるペルシア。

かくして、絶対秘密の「恋仲」としての二人の学園生活が始まります。

『寄宿学校のジュリエット』はココがおすすめ!

ポイント①:とにかく可愛いヒロイン達!

この作品における大きな魅力の一つです!

個人的な話にはなりますが、ラブコメ漫画を読むときって「ヒロインの可愛さ」は重要な要素じゃないですか?
ひょっとしたら、まずそれが第一条件、なんて人がいても全然不思議じゃないと私は思います。

「白猫」と「黒犬」。

その両サイドに魅力的なヒロインたちが登場するこの作品。
あなたはどちらのヒロインを選びますか?

【白猫の寮】

ジュリエット・ペルシア

寄宿学校のジュリエット(1) (講談社コミックス)

「白猫」の高等部1年のリーダー格にして、犬塚の想い人。清廉潔白にして文武両道。
女性は家督を継げないという貴族のルールを変えるべく、日々努力している。

シャルトリュー・ウェスティア

寄宿学校のジュリエット(3) (週刊少年マガジンコミックス)

ウェスト公国の王女であり、ペルシアの親友。
ドSキャラの一面を持つ、通称「暴姫(タイラント・プリンセス)」

【黒犬の寮】

狛井 蓮季(こまい はすき)

寄宿学校のジュリエット(2) (週刊少年マガジンコミックス)

犬塚の幼馴染であり親友。
明るく他人思いの性格で寮生からの人望も厚い。

王 胡蝶(わん こちょう)/王 手李亞(わん てりあ)

寄宿学校のジュリエット(6) (講談社コミックス)
寄宿学校のジュリエット(4) (週刊少年マガジンコミックス)

犬塚達の一年先輩にあたる双子の姉妹。だが飛び級で進学しているので、年齢は犬塚たちより下。
寮生たちを取り仕切る「監督生(プリフェクト)」を務めている。

ポイント②:一話に一つ以上!?ニヤニヤしてしまうシーン満載!

ラブコメ漫画を読んでいて、一番楽しい瞬間。
それって、思わず心がキュッとなったり、表情が緩んでしまうシーンを見た時じゃないですか?

この『寄宿学校のジュリエット』という作品。
恐らく毎話に一つ以上、そんなシーンが用意されているという、ラブコメ好きにはたまらない作品なのです!

マンガ大賞の発起人にして、アニメ・漫画好きで有名なラジオアナウンサー、吉田尚記氏も、
「各話に女性キャラの『決めの大ゴマ』があり、それが読みどころとなっている『大ゴマラブコメ』」と評したとか……。

う~ん、まったくもって同意見です!(笑)

ポイント③:今どき珍しい!?真っすぐに想いを貫く恋愛漫画!

ここまで、キャラクターやストーリーの概要を説明してきて、お気づきかもしれません。

このストーリーの下地になっているのは、あの「ロミオとジュリエット」です。

そう、まさにラブストーリーの王道中の王道。

禁断の恋における困難な状況を二人でどう乗り越えるか。
「ロミオとジュリエット」に由来するそのコンセプトは、作品の中にしっかりと息づき、現代のラブコメとして形作られています。

そして、その作品の根底を支えているのは、主人公の「犬塚 露壬雄」だと思います。
ちょっと素行不良で馬鹿。でも想い人や自分の意志に対してはどこまでも一途。
昨今のラブコメでは少し珍しい?いわば、古き良き主人公像ともいえるキャラクター。
読者としても、読んでいて安心感があり、ストレスフリーで作品を楽しめるのも、非常に良い点だと言えます。

ペルシアを始めとしたヒロインたちは勿論ですが、犬塚たち男性キャラクターたちも本当に魅力満載!
そして、共通して言えるのは、それぞれのキャラクター達がどこまでも真っすぐに想いを貫いているということ。
読んでいて、そのひたむきな姿にどこか気持ちよささえ感じるところも大きな魅力です。

おわりに:『寄宿学校のジュリエット』の感想

読んでいて、「楽しい」「笑える」「カワイイ」「スカッとする」。

ふと、『寄宿学校のジュリエット』を読んだ後の心情を振り返ると、そんな思いが蘇ります。

そして同時に、こうも思います。

「それらは全て、まさに漫画を読んで感じる感情の代表格なんじゃないか」

漫画を読んだ後の感情って、こうあるべきだよな、と個人的な主観ではありますが……。
けれども、もし、あなたが漫画に求めるものが上記のものと一つでも一致するならば。

『寄宿学校のジュリエット』は、是非一度、手に取ってほしい作品です!

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