【この順番で読む】漫画『東京喰種』のあらすじ&感想

「喰種(グール)」
これらの文字を、一度は耳にしたことがある人が多いのではないでしょうか。

『東京喰種』は、『週刊ヤングジャンプ』で2011年から連載が開始され、2018年に完結した、漫画家・石田スイのデビュー作です。

舞台は現代の東京。

「喰種」とは、人の姿で人を喰う存在のこと。

残酷な世界で繰り広げられる喰種と人間の切なく苦しいダークファンタジーです。

アニメや実写映画などで聞いたことがあり、気になってはいたけれど、シリーズがたくさんありすぎてどれから手を付ければよいかわからない!

そんな方へ、今回は漫画「東京喰種」の読む順番とともに、あらすじ&見どころを紹介していこうと思います。

ブログ運営者より:
この記事の本文は読書家ライター・wpgm_asさんに書いて頂きました!

漫画『東京喰種』はこの順番で読む!

『東京喰種』は、サブタイトルだけではなかなかどれから読めばよいか分かりにくいです。

そこで、さっそく『東京喰種』がすべてわかるおすすめの読み方の順番を紹介したいと思います。

漫画『東京喰種』は全部で4作品あります。

その中で、ストーリーが描かれている本編は2作に分かれており、残りの2作は別キャラクターの視点から描かれたスピンオフという構成です。

① 【東京喰種トーキョーグール】

東京喰種トーキョーグール コミック 全14巻完結セット (ヤングジャンプコミックス)

まずは、『東京喰種』のストーリー本編から読み進めていきましょう。
こちらが『東京喰種』始まりの作品で、全14巻です。

喰種とはいったい何なのか、喰種と喰種を追う捜査官との戦い、そして主人公とさまざまな喰種との出会いなど、主人公が人間と喰種の狭間でもがき苦しみ、優しさや挫折を知りながら、どんどん心情が変化していくまでを描いている作品です。

② 【東京喰種トーキョーグール:Re】

東京喰種-トーキョーグール-:re コミック 全16巻セット

続いては、こちら。

①の続きから完結までが描かれており、全16巻です。

様々な出会いや戦いを繰り返し、計り知れない苦しみと喜びと空虚感を知った物語の最後、主人公は一体何を思うのでしょうか?

『東京喰種』のすべてが詰まった作品です。

スピンオフ①【東京喰種トーキョーグールJACK】

東京喰種トーキョーグール[JACK] (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

こちらは、喰種を倒す喰種捜査官である有馬貴将(ありまきしょう)という人物がメインに描かれているスピンオフ作品で電子書籍のみの販売となっております。

有馬貴将は、喰種捜査官の中でもずば抜けて戦闘能力が高く、「天才」と称されているが、素顔はどこか天然というかズレていて、、、
そんなギャップも相まって、彼は登場キャラクターの中でも高い人気を誇っています。

「JACK」は、物語の時系列でいうと本編開始から12年前。
有馬貴将が高校生時代のある出来事と、盟友との出会いが描かれています。

本編と直接関係はないですが、本編で登場するキャラクターも多く出てくるうえに、どこか素顔の見えにくい有馬貴将の人生が詰まっている作品なので、必見です!

スピンオフ②【東京喰種JOKER】

東京喰種 トーキョーグール : re 3 (ヤングジャンプコミックス)

こちらも『東京喰種』のスピンオフ作品なのですが、『東京喰種トーキョーグール:Re』の3巻に番外編として収録されています。

非人道的でとてつもない戦闘能力を持つ喰種捜査官と、かつてその捜査官に憧れつつも喰種に遭遇すると腰が抜けてしまっていたある喰種捜査官のお話です。

本編でもかなり登場する2人のキャラクターの過去や成長過程を覗き見ることができて、個人的にはとても好きなお話です。

こちらは、『東京喰種トーキョーグール:Re』を購入することで読むことができます。

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ご確認ください。

【順番に沿って解説】漫画『東京喰種』のあらすじ

 ※画像はイメージです

ここでは、本編ストーリーのあらすじを紹介していきます。
まずは、前編【東京喰種トーキョーグール】のあらすじをご紹介します。

『東京喰種』のあらすじ①:〈リゼとの出会い〉

読書が趣味の平凡な大学生・金木研(カネキ)は、「あんていく」という喫茶店で、好意を抱いていた神代利世ことリゼと知り合い、ついにデートをすることになりました。

だったのですが…。

あるとんでもない出来事が起こり、二人は意識不明になり、カネキが病院に運び込まれます。

その病院で、医師の独断により、なんと喰種の内臓がカネキの体に移植されてしまいます。

数日後、カネキが目を覚ますと、体に異変が起こっていました。

今まで食べてきた野菜や肉、魚が猛烈にまずく吐き気がする。
人間に対して、猛烈に食欲がそそられる。

実は、これらの衝動はどちらも「喰種」の特徴でした。

何を試してみても、自分は「喰種」だということが確信に変わっていくだけで…
かといって、臓器が移植されただけで心は人間のままのカネキは人肉を食べるなんてこともできません。

そんな中、カネキが以前から通っていた喫茶あんていくの従業員・霧島董香(トーカ)、店長・芳村(ヨシムラ)に出会い、飢えるカネキへの救済として人肉を与えられます。

そう、カネキが通っていたあんていくは喰種が経営し、喰種が集まる社交場だったのです。

人肉を前にしたカネキでしたが、腹がちぎれそうなほどの空腹と、人間としての尊厳に挟まれて、もがき苦しみます。

自分が突然人間に食欲がわいてしまったら…と考えると、とても恐ろしいですね。
カネキのように「半喰種」の状態なら、人肉を一度口にしても、次の人肉を求めてしまうことが恐ろしいので、私も人肉を食べることは何としてでも避けると思います。

『東京喰種』のあらすじ②:〈喫茶あんていくでの勤務〉

ある日、カネキが同じ大学に通う喰種に襲われていた時に居合わせた喫茶あんていくの従業員・トーカが、重傷を負ったカネキをあんていくに運んでくれました。

喰種にも人間にもなりきれない中途半端な自分はこの世界に居場所なんてない、と嘆くカネキにあんていくの店長であるヨシムラは、

「人と喰種のどちらの世界にも居場所を持てる唯一の存在だ」

と優しく声をかけ、喰種を理解するため、カネキはあんていくの店員として勤務することになります。

毎日、苦しさに泣き叫んでばかりの日々だったカネキにとって、この時のヨシムラの言葉にどれほど救われたことでしょう。

全ての喰種が血も涙もない存在なわけではない、とカネキが気付いた瞬間でもありますね。

『東京喰種』のあらすじ③:〈喰種捜査官CCGの存在〉

カネキがあんていくで働き始めて間もないころ、フエグチリョーコとヒナミという喰種の親子に出会います。

彼女たちは、人を殺すことができないため、あんていくに食料をもらいに来ていたのです。

とても穏やかな二人で、読書が好きだけど、喰種のため中学校に通えないヒナミにカネキは漢字を教えてあげるなどして、交流を持ちとても仲良くなります。

この親子との出会いによって、カネキは喰種への考え方が大きく変わり、あくまでも人間の意思を保ったまま、CCGと呼ばれる喰種と敵対する喰種捜査官と戦う決意を固めます。

CCGは、先ほどスピンオフ作品の紹介で述べた有馬貴将も所属している組織です。

さまざまな喰種や捜査官たちと出会い、戦い、半喰種としての自分を受け入れはじめるカネキでしたが、そんなカネキを付けまわる集団が現れました。

その集団と繰り広げられるあまりにも壮絶な出来事、
そして仲間の喰種とともに挑む最終決戦。

怒涛の展開で繰り広げられる数々の苦しみの末に、カネキは一体どうなってしまうのか。

このあたりが、『東京喰種トーキョーグール』の内容です。

前編にして、かなり内容が濃く、すでに大変な状況ですね!

『東京喰種』のあらすじ④:【東京喰種トーキョーグール:Re】

ここからは、『東京喰種トーキョーグール』の続きで、新しいキャラクターも多数登場して、新たなカネキのストーリーが始まるのですが、どこを切り取ってもネタバレになってしまうので、あらすじを説明することは避けたいと思います。

『東京喰種』の物語が終わるときに、カネキは誰に何を思うのか。
もがき苦しみながらもカネキが戦い生きた意味とは何だったのか。
そもそも「生きる」とは何なのか。

『東京喰種トーキョーグール』から張り巡らされた謎や伏線をすべて回収しながら、物語は怒涛の結末へと向かっていきます。

当時、私は最終回の展開が全く予想できなかったのですが、いざ最終回を読むと、様々な考察はあったけれどこの終わり方しか有り得ないなと、とても深く納得したことを覚えています。

『東京喰種トーキョーグール』を読み、この物語を最後まで見届けたいと思った方は、ぜひカネキの戦いを最後までご自分の目で確かめてみてください。

漫画『東京喰種』のおすすめポイント

※画像はイメージです

  1. 魅力的すぎるキャラクター
  2. ド派手なバトルシーン
  3. 残酷な生と死

①〈魅力的すぎるキャラクター〉

『東京喰種』は、喰種も人間も魅力的なキャラクターがたくさんいます。

たとえば、先ほどあらすじで登場したあんていくの従業員・霧島董香。

喰種の中でも戦闘能力がずば抜けて高いうえに、ぶっきらぼうで冷たく見える彼女ですが、
普段は人間と一緒にふつうに学校に通う現役女子高生。

定期テストだって、お弁当の時間だって、人間と同じようにこなします。

また、本来の喰種なら人間の食べ物は反吐が出るほどまずく飲み込むことは困難なのですが、親友の手作り料理は何が何でも完食し、吐き出さずに消化します。

人間を強く恨んでいるようにも見える彼女が、人間とともに暮らすことを選んだ理由は、ぜひ作品の中で見つけてみてください。

他にも、とにかく人肉の味わい方にこだわる癖の強い美食家の喰種や、喰種のもとで育った非人道的な喰種捜査官など、読んでいるうちに喰種と人間、どちらにも愛着がわいてしまうこと間違いなしです。

②〈ド派手なバトルシーン〉

『東京喰種』において、やはりバトルシーンは外せません!

喰種と喰種捜査官の戦いは、もちろん殺すか殺されるかです。

喰種の武器は、「赫子(かぐね)」と呼ばれる体内から出現する器官。

武器としてだけでなく、捕食器官でもあり、硬化と軟化を繰り返し、自由自在にうねることから“液状の筋肉”とも呼ばれています。

対して、喰種捜査官は、その赫子の性質を取り入れた「クインケ」と呼ばれる武器。

喰種に対抗するためだけに作られ、簡単に喰種の体を切断することができます。

赫子vsクインケの戦いは、どこの場面でも迫力満点でかっこよく、惹きつけられます。

ちなみに、赫子の形は4種類あり、それぞれじゃんけんのように有利不利があるため、それらを調べて戦いを分析するのも面白いかもしれません!

③〈残酷な生と死〉

先ほども述べたように、やはり喰種と喰種捜査官の戦いには死がつきものです。

喰種捜査官は、喰種との戦いにおいて命がけで戦い、たとえ妻子を持つ身であっても負ければ四肢を引きちぎられ命を落とします。

しかし、それは喰種も同じ。

喰種は、人を喰うこと以外はほとんど人間と同じように暮らしているので、親や兄弟もいるし、子どもだっています。

ただの化け物だといって無残に殺される喰種にだって家族はいるのです。

『東京喰種』では、どちらの心情描写もとても細かく描かれているので、読んでいて胸が締め付けられます。

果たして、喰種はただの化け物なのか?

喰種を必要以上に痛めつけ、家族を持つ喰種を殺す喰種捜査官は本当に正義のヒーローなのか?

ぜひ、考えてみてください。

おわりに:漫画『東京喰種』の感想

『東京喰種』は、喰種と人間の狭間でもがき苦しむカネキをずっと見守っていると、とても苦しくなりますが、単純に読んでいてとても面白い作品です。

巻を追うごとに、登場人物がどんどん増え、戦闘方法も変化していったり、キャラクターの数だけストーリーがあったりと、物語が進むに目が離せなくなります。

現実ではありえない世界観で繰り広げられる物語の中で、とてもリアルな生と死の描写。

人間と喰種は、やはり争って生きていくしかないのでしょうか。

バトルシーンを楽しむもよし、喰種でも人間でもキャラクターの心情をとことん追うのもよし、喰種と人間の共存の可能性を考えるもよし。

それぞれ、さまざまな読み方ができる作品だと思います。
個人的に、クインケの動きがとても分かりやすいので、アニメもおすすめですよ!

ですが、アニメと原作ではストーリーが違う部分もあるので、アニメだけ見たことがあるという方にも、ぜひ原作である漫画『東京喰種』も読むことをおすすめします。

気になってはいたけど読んだことがない方、アニメは見たことがある方、派手なバトルシーンが見たい方。

少しでも、なにか魅力を感じていただけたなら、ぜひ手に取ってみてください。

ですが、少しグロめの描写も多いため、苦手な方はお気を付けください!

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