『メイドインアビス』感想&あらすじ【人々は奈落に夢をみた】

——アビス

なにもかもを飲み込むかの如く広く深い穴。
その中に広がる風景は、いつか幼心に抱いたあのワクワクを思い出させてくれた。

『メイドインアビス』は途方もなく深い大穴に挑む、幼い少女達を描いた冒険マンガです。

作者のつくしあきひとさんによる、かわいいタッチで描かれるキャラクターたちは和やかな雰囲気を醸し出しています。
しかしそのキャラたちのそばに広がる世界は、とてもシビアなものでした。

空を飛び人を喰らう巨大生物、人を宿に繁殖する寄生虫、そして深く潜るほど濃くなるアビスの呪い。

常に死と隣り合わせのなかで、それでも止められないロマンと好奇心を糧に進む主人公たちの行く末は、、、

この記事では、メイドインアビスの感想とあらすじについて書いていきます。
気になった方はぜひ参考にしてみて下さい!

ブログ運営者より:
この記事の本文は読書家ライター・タイタンさんに書いて頂きました!

『メイドインアビス』の世界観

図説 メイドインアビス 探窟記録

あらすじを書く前に、少しこの世界についてまとめてみます。

直径1000メートル、深さ不明の縦穴、人々に「アビス」と名付けられたその穴は、「遺物」と呼ばれる宝物で溢れていました。
ですがアビスには上昇すると体に負荷がかかる、呪いのようなものがありました。

そんなアビスに夢を抱いた冒険家たちによって、穴を縁取るようにつくられた広大な街「アース」。

アースを拠点にアビスを冒険する者たちは「探窟家」と呼ばれ、それぞれが持つ笛の色によってランクが決められていました。
その中でも“白笛”を持つ者たちは英雄視され、その名をアースに知らしめていました。

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『メイドインアビス』のあらすじ

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『メイドインアビス』あらすじ① :ロボットのレグ

「空の果てを示す星の羅針盤、実のところはその正反対、奈落の底を指していたのです!」
そう力説するメガネの少女リコは、孤児院で探窟家見習い「赤笛」として働いていました。

ある日、アビスの深界一層、アビスの淵で遺物を探し集めていたリコは、ベニクチナワと呼ばれる巨大生物に襲われます。
あと少しで食べられる、その瞬間激しい光がベニクチナワを襲いました。

間一髪で助かったリコは、その光の元に人の姿に酷似したロボットが倒れているのを見つけます。

一緒に探索をしていた友達のナットと共に、リコはそのロボットを孤児院に持ち帰りました。
電気を流すことで目をさましたロボットは、ほとんどの記憶を無くしていました。

リコに“レグ”と名付けられたそのロボットは、リコの友達であるシギーが調べたところ、“奈落の至宝”と呼ばれる遺物、“オーバード”であることが判明します。

『メイドインアビス』あらすじ② :母の帰還

オーバードであることが公になると一緒にいられなくなると考えたリコ達は、レグを孤児院に招き入れ匿うことにしました。

レグが孤児院に入ってから、2ヶ月が経過。

その日、探窟家の“達人”である「黒笛」たちの隊が、探窟から帰ってくるということで街は盛り上がっていました。
リコとレグも黒笛たちを一目見ようと、街の中心に向かいます。

歓声を浴びながら迎えられた黒笛たち。その中の一人、ハボルグがなにかを大切そうに持っています。
盛り上がる人々の中から誰かが言いました。「ライザだ、殲滅卿ライザの白笛だ」

より一層盛り上がる街の人々とは裏腹に、リコは呆然としていました。
どうしたんだ、そうレグはリコに尋ねます。

「ライザって私のお母さんの名前」

『メイドインアビス』 あらすじ③ :母からの手紙

街はライザの白笛が見つかったことでお祭り騒ぎになっていました。

ライザは10年前、アビスの呪いにより2度と人としては戻れない領域に踏み込む行為である“ラストダイブ”をしていました。

白笛が見つかった、ということはライザはもう、、、

母であり自分の目標でもあったライザが急に消えた、そう感じたリコは一人意気消沈してしまっていました。

そんなリコに、リコたちの隊のリーダーであるジルオが声をかけます。
かつてライザの弟子だったジルオに、リコはライザがどんな人だったのかを尋ねます。

そこでリコはライザがどんな人だったのか。自分がどのようにして生まれ、どれだけライザに愛されていたかを知りました。

元気を取り戻したリコは、ライザが残した封書を見にいきます。

封書の中身は深層について書かれた文書であり、そのどれもが未知の生物や環境についてばかり。
ですがその中に一つ、一言だけ文字が書かれた紙がありました。

「奈落の底で待つ」

その言葉が自分に向けられたものだと感じたリコは、アビスに潜ることを決心します。

『メイドインアビス』 あらすじ④ :奈落を目指して

ライザに会いたいリコと自分が何者か知りたいレグは、明日にでもアビスに潜ろうとします。
そんなリコたちを危険だと引き止めるナット。リコはナットと喧嘩してしまいました。

夜にシギーの協力を得て孤児院から抜け出したリコとレグは、こっそりついて来ていたナットと仲直りします。

ナットの案内でアビスへの入り口についたリコは、手紙を出すと約束し、レグと共にアビスへと降りて行きました。

アビスに降りたったレグは、自分の尻ポケットに封書が入れられていることに気がつきます。
封書の中は、ライザの文書を複写した紙と一枚のメモ入っていました。

「明け方に捜索隊をだす」

そう書かれたメモはジルオからのものでした。

これ以上はネタバレになりますので、続きはぜひ本を手に取ってお確かめ下さい!

『メイドインアビス』のススメ!

ここからは『メイドインアビス』の魅力について語っていきます!

  • ワクワクする景色の数々
  • かわいいタッチとシリアスな世界

この2つが特にスゴいんですよ、、、

ワクワクする景色の数々

アビスに広がる世界はどれも神秘的で、ワクワクさせてくれるものばかりです。

天上から逆さに生えた木々と上に向かって落ちる滝が特徴的な“逆さ森”
トコシエコウと呼ばれる白い花が辺り一面に咲き誇る群生地。

どれも神秘的で魅力溢れる場所ばかりです。

個人的にはトコシエコウの群生地に行ってみたいですね。
描かれ方がすごく綺麗なんですよ。

アビスに数々の探窟家が挑む理由がよくわかります。ロマンっていいですよね。笑

かわいいタッチとシリアスな世界

メイドインアビスの絵柄をみて、子供向けなのかな?と思ったのは僕だけでは無いはず。
最初僕は絵柄を見て毛嫌いしていたのですが、友達に勧められ読んでみると見事にどハマりしました。

かわいいキャラとは裏腹に、ストーリーがなかなかに重く、そのギャップがいいんです。

作者のつくしあきひとさんは元々シリアスな絵しか描けなかったため、勉強してかわいい絵を学んだということ。
ですが元々のつくしあきひとさんの属性は、決して消えたわけではありませんでした。

むしろ話が進むにつれ、その属性は色濃く表れてきます。

リコたちはアビスの中で、獣のような姿をした少女に出会うことになります。
その少女が抱えていたものは、とても残酷で悲しいものでした。

抱えていたものを払拭するために少女が取った行動には、悲しくも確かな感動を生むことでしょう。

『メイドインアビス』の感想

僕は田舎育ちで、幼いころはよく森を遊び場にしていました。
あの丘の先には何があるんだろう、どんな景色が広がっているんだろう。

そんな好奇心を糧に駆け回ったあの頃のワクワクを思い出させてくれる。
僕にとって『メイドインアビス』はそんな作品です。

本作はアニメ化、映画化もされています。
とても評価の高い出来になっていますので、気になった方はぜひそちらもチェックしてみて下さい!

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