今回紹介するのは「good!アフタヌーン」連載、井上堅二原作・吉岡公威原画「ぐらんぶる」です!
漫画やアニメに留まらず、最近では実写化も果たした人気作!
魅力はなんといっても終始ハイテンションで駆け抜けるギャグシーンの数々!
大学生特有のノリとテンションをそのままページに載せたかのような勢いがたまらないんです。
ギャグ漫画はもちろん今までいくらか読んだことはありましたが、ここまで笑えて心から面白いと思えたのははじめてでした!
ここではそんな、「ぐらんぶる」のあらすじと感想をお届けします。
ブログ運営者より:
この記事の本文は読書家ライター・Ima_Meguruさんに書いて頂きました!
漫画『ぐらんぶる』のあらすじ
『ぐらんぶる』のあらすじ①:憧れのキャンパスライフ……?
伊豆大学機械工学科に入学した男子大学生「北原 伊織」は、大学生活を機に叔父の経営するダイビングショップ「グランブルー」に下宿することに。
海沿いの街に相応しく、聞こえてくる潮騒と照り付ける日差し。
ふと、海辺の方に目をやるとダイビングスーツを着た美人の女性が……。
いやでも高まる新生活での出会いの予感に心躍らせながら、グランブルーの扉を開いた伊織が目にしたものは、
酒を手に、全裸で野球拳をする屈強な男たちの姿でした……。
「自分の想像していた新生活と違う!」
そう叫びながらと脱兎のように店から駆け出す伊織。
しかし、後ろから追ってきた屈強な二人の男にあえなく捕まり、伊織は店に連れ帰られてしまいます。
伊織を連れ戻したのは「時田 信治」と「寿 竜次郎」。
二人は、伊織と同じ伊豆大学に通う3年生であり、ダイビングサークル「Peek a Boo(ピーカブー)」の一員でした。

……ダイビングとかいうのをやることになるのか?
『ぐらんぶる』のあらすじ②:新たな出会いと生活
貴重な新入生であり、グランブルーの店長の甥でもある伊織を意地でも勧誘しようとする二人ですが、伊織は頑なに拒否します。
そんな中、店の手伝いのために寿とともにタンク運びに駆り出された伊織。
ダイビングに興味はないかと尋ねる寿に対し、伊織は「ある」と答えます。
それでも、「泳げない」ということを理由にサークルには入らないと断る伊織に対し、「自分ができるものだけ選んでいたら何も始まらない」と告げます。
その夜、伊織の歓迎会と称して開かれた「Peek a Boo」の飲み会に巻き込まれそうになった伊織は、「自分は絶対男子校のようなノリには染まらない!」と時田と寿に改めて宣言します。
その夜、自宅であるグランブルーに帰ってきた伊織の幼馴染である「古手川 千紗」は、一つ屋根の下で暮らすことになる伊織に若干の気恥ずかしさを感じながらも、店の扉を開きます。
そこで目にしたのは、屈強な男たちをなぎ倒し、半裸で酒を掲げて立ち尽くす伊織の姿でした。
気まずい空気が流れる中、伊織は念のため千紗に声を掛けるも当然のようにひどくぞんざいに扱われてしまいます。
そして巻き込まれるまま夜通し飲み明かし、伊織が目を覚ましたのは伊豆大学のキャンパス内。その日は伊織の入学当日。
そして半裸のまま目を覚ました伊織は大勢の伊豆大学生の衆目に晒されることに。
こうして「入学当日に講堂前で酔いつぶれてたヤバいヤツ」として早速噂の種になってしまった伊織。
憧れとは程遠い始まりとともに、伊織と大勢の仲間たちによるハチャメチャな大学生活が幕を開けます。

……にしても入学初日から醜態を晒してしまったな。
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※本ページの情報は2020年10月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにて
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漫画『ぐらんぶる』はここが面白い!
- もはや何でもあり!?「自由な大学生」漫画!
- シリアスシーンだって、たまにはちゃんとやります!
- しっかりと描写された海の世界!
①もはや何でもあり!?「自由な大学生」漫画!
「ぐらんぶる」はタイトルのように、ダイビングをテーマにした漫画です。
そう、そのはずなんです……。
しかしオススメしていて何ですが、この漫画、ダイビング描写は正直あまり多くありません。(笑)
この漫画を読んだことのある人ならば誰しもが思ったことでしょう。
「なんかダイビングより、飲み会やってるシーンの方が多くないか?」
そこで考えました。これは前提が悪いんです。なので言い換えましょう。
これは「ダイビングサークルに所属する『大学生たち』」がテーマの漫画です!
ダイビングサークル「Peek a Boo」に所属する筋肉ムキムキ屈強な男達や悪友に囲まれて伊織たちは飲み会、学園祭、試験でカンニング、たまにダイビングしてまた飲み会…。
そんな数々のイベントで大騒ぎ!
度数の高い酒を煽るシーンに「無茶やってんな~」と思うけれども、大学でサークルに入っていた人なんかは「そうそう大学ってこんな感じのノリだったよね!」と、そのテンションに不思議と懐かしい感じがするかもしれません。
もちろん「Peek a Boo」ほど凄まじくはないでしょうが(笑)
「思ってた大学生活と違う」と嘆きつつ、なんだかんだダイビングに学校生活にとエンジョイしている伊織たちの姿に、ひたすら笑うのがこの漫画の一番の楽しみ方ではないでしょうか。
②シリアスシーンだって、たまにはちゃんとやります!
とにかく巻頭から巻末まで、悪ノリとハイテンションなギャグシーン満載の「ぐらんぶる」。
ですが、そんな登場人物たちは基本的にみんな良いヤツらなんです!
サークルのメンバーはみんな仲間たちに対してすごく大らか。
普段は足の引っ張り合いのようなバカ騒ぎを繰り広げている伊織の悪友たちも、いざというときには友達の面子を庇ったりと、作中全体で悪い人物が見当たりません。
そんな彼らだからこそ、ふとした時に飛び出す良いセリフがなんだか妙に心に残ってしまうんです。
最初から自分ができるものだけ選んでいたら何もはじまらない。大事なのはお前が興味を抱いているかどうかだろ。
井上堅二・吉岡公威『ぐらんぶる』(講談社)より
思わず「そうだよな」と思わされる良いセリフですよね。
これを言ったキャラクター、数ページ前まで全裸だったんですよ?(笑)
でもこのセリフのシーン含めて、本当に良い場面も満載なのは間違いないので、コミックを笑って読みながらその良さは感じていただければと思います。
③しっかりと描写された海の世界!
上記の内容だけだと、「ただの飲み会漫画じゃないか」と言われそうなので、ここもしっかり言及しておきましょう。
ギャグシーンが中心だからと言ってダイビングがおろそかになっているかというと全くぞんなことはありません!
というか、すごくちゃんと描写されてます。
主人公の伊織は普段の生活では散々無茶やらかしていますが、水に触れるシーンでは、泳げないことからの戸惑いや不慣れな感じがすごくリアルに描かれています。
実はコミックの巻末で、作画の吉岡公威氏が取材のため、本当にはじめてダイビングを行ったというレポートがあります。
正確な取材や伊織と作者の心境がしっかりリンクしていることもあり、実感のこもったようなその描き方は見事というほかありません。
ダイビング漫画の要ともいえる、「海の世界へのワクワク感」をしっかり感じさせてくれると言う点も保証できる作品です!
おわりに:漫画『ぐらんぶる』の感想
この漫画に関して言えることはひとつです!
「とにかく一回読んでみて!」
本当にこの言葉に尽きます!
とにかくテンションと勢いでバカをやる漫画なので、細かい説明をするより、皆さんにページを開いてもらったほうが早いと思います。
何よりその方が一番楽しんでもらえると思うので。
1話を読んでもらえれば、「なるほど、こういう漫画か……」と思ってもらえることでしょう。
サクッと内容や作品テイストが理解できて、あとは頭を空っぽにして笑いながら読むだけですから、読んだあともめちゃくちゃ元気になれますよ!
あ、でもまさに伊織たちと同じく、大学生辺りの人は注意してください。
お酒は正しく飲みましょうね。間違っても、「火が付く水」を煽りまくったりする無茶とかはしないように!
(何のことかは本編を読んでもらえたら分かります 笑)

わたしは「火が付く水」も気になるな。

しかし気の置けない仲間と騒ぐのも悪くないのかもしれないな。

でも確かに、何を飲むのかより誰と飲むかの方が重要かもな。
『ぐらんぶる』、ぜひ読んでみてくれ!
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